デング熱の国内感染で厚生労働省などは10日、千葉県松戸市の50代男性が東京都台東区の職場周辺で感染、神奈川県大和市の20代男性が都立青山公園(港区)か外濠公園(千代田区)のいずれかで感染したとみられると発表した。都内で新たに2カ所が感染場所に加わった。
ほかに東京都の20代女性が新宿中央公園(新宿区)で感染し、代々木公園以外での感染は計6人。国内感染は9日の集計から9人増え、15都道府県の計97人となった。
厚労省によると、千葉市稲毛区の宿泊所付近で感染したと9日に発表した男性から採取したウイルスの遺伝子は、代々木公園で感染した患者のものと一致した。
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