民主党の海江田万里代表は11日、近く予定する党役員人事で大畠章宏幹事長を交代させ、後任に枝野幸男元官房長官を起用する人事案の検討に入った。選挙対策の責任者に岡田克也元代表を、国対委員長には川端達夫副代表を充てる案が浮上した。政調会長は参院議員から選ぶ意向で、参院執行部は桜井充政調会長の続投を求める方針だ。
自民党で総裁経験者の谷垣禎一幹事長が誕生したことを踏まえ、ベテランによる重厚な布陣で安倍政権に対抗する狙いがある。
民主党は16日に盛岡市で開く研修会に合わせて両院議員総会を開催し、新たな党役員人事について了承を得る。
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