「竹久夢二学会」が設立総会
叙情的な美人画で知られる画家で詩人の竹久夢二が今年、生誕130年となるのに合わせ、27日、「竹久夢二学会」が創設された。東京都内で研究者ら約40人が参加して設立総会が開かれた。
夢二の人気は長年、熱烈なファンに支えられてきたが、大衆作家だったために学術的には評価されにくく、研究者も少ないという。学会設立で、夢二の顕彰と研究者の育成を進めたい考えだ。
創設を提案した岡部昌幸帝京大教授(近代美術史)は「夢二には体系的な研究がない。全国に散らばる作品を調査し、まとめたい」と話す。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。