シリア軍事作戦を承認
【ワシントン共同】ヘーゲル米国防長官は16日、上院軍事委員会の公聴会に出席し、過激派「イスラム国」打倒に向けたシリア領内での軍事行動を含む計画を既に軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長と共に承認したと述べた。17日に、中東を管轄する米中央軍司令官がオバマ大統領に説明するという。
公聴会に同席したデンプシー議長は、シリアで空爆を実施する場合も、2003年のイラク戦争開戦時のような激しい波状攻撃にはならず、持続的な限定空爆になるとの認識を示した。
ヘーゲル長官はイスラム国が米国や中東諸国、欧州の同盟国にとって「真の脅威だ」とあらためて強調した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。