過激派、2人目の米記者殺害か
【ワシントン共同】イラク、シリアで勢力を拡大する過激派「イスラム国」は2日、シリアで拘束した米国人記者スティーブン・ソトロフ氏(31)の首を切り殺害したとする映像を公開、米軍によるイラク側での空爆中止を要求した。米メディアが一斉に伝えた。
確認されればイスラム国による2人目の米記者殺害となり、シリアでの軍事行動を求める米国内の世論が強まる可能性もある。
米国務省のサキ報道官は記者会見で、米情報機関が映像の分析を進めているとした上で「本物であれば、野蛮な殺人でありぞっとする」と非難。イスラム国の脅威に対処するため国際社会の連合構築を急ぐ考えを強調した。
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