職員の目撃で初の竜巻注意情報
12日午後1時35分ごろ、新潟市の沖合約10キロの海上で竜巻が発生したのを、新潟地方気象台(同市中央区)の屋上から職員が確認。気象庁は約3分後、この目撃を基にした「竜巻注意情報」を発表した。
気象庁はこれまでも、レーダーなどによる解析を基に「発生の恐れがある」との竜巻注意情報を発表してきた。ただ、竜巻が確認された近くでは別の竜巻も発生することが多いため、9月2日から気象庁の職員が竜巻を目撃した場合、注意情報に明記するよう運用を改善した。今回は目撃情報を盛り込んだ初の発表になった。
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