長崎教会群を世界遺産に推薦決定
政府は17日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本県)の世界文化遺産登録を推薦することを決めた。月内に暫定版の推薦書をユネスコに提出する。2016年夏の世界遺産委員会で登録の可否が審査される。
この日は世界遺産条約に関わる外務省や文化庁などが会議を開き、政府として推薦する方針を確認。有識者の文化審議会が7月、候補に選定していた。
長崎教会群は、現存する国内最古のキリスト教会で国宝の大浦天主堂(長崎市)や、禁教下に潜伏キリシタンが信仰を守った「天草の崎津集落」(熊本県天草市)など13の文化財で構成する。
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