兵庫県議会(定数89)の本会議が22日、開かれ、各会派の代表らが、政務活動費の1割削減や支出を監視する第三者機関の設置を盛り込んだ政務費条例の改正案を提出、賛成多数で可決した。一部の経過措置を除き、10月1日から施行する。
記者会見で号泣し辞職した野々村竜太郎元県議(48)の政務費問題を受け、各会派の代表らで構成する検討会を設置して改正案をまとめた。
改正案では、政務費の適正な支出と使途の明確化は、議員の責務と規定。議長の調査権を強化し、是正の勧告や命令ができるようにする。支給額は月額1人50万円から45万円に削減。
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