安倍晋三首相が9月3日に実施する内閣改造で、遠藤利明元文部科学副大臣の入閣案が31日、浮上した。首相は、文科相が兼務する五輪担当相を切り離す方向で検討。遠藤氏をいずれかに充てる案が取り沙汰されている。首相は入閣を受諾した石破茂自民党幹事長の後任を含め、改造・党役員人事を前に大詰めの調整を進めた。
次期幹事長は11月の沖縄県知事選や、来春の統一地方選などの陣頭指揮を執る。ベテランで実務能力がある河村建夫選対委員長や細田博之幹事長代行のほか、首相に近い下村博文文科相らの名前も挙がっている。
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