【ジュネーブ共同】ダボス会議で知られるスイスの経済研究機関、世界経済フォーラム(WEF)は3日、各国・地域の競争力を順位にした2014年版の報告書を発表、日本は順位を三つ上げ6位となった。首位は6年連続でスイス。米国は二つ上げ3位だった。
WEFは、比較的長く続いている安倍政権の「政治の安定」が順位を上げた要因の一つだと説明。日本は長年、首相の交代が頻繁で政策が不安定であることが懸念材料とされていた。
日本はビジネス環境や技術革新の分野で高い競争力を保っている。一方、調査項目の一つである「政府債務」では、データが存在する143カ国・地域の中で最下位。
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