サントリーホールディングス(HD)は25日、酒類事業を再編し、ウイスキーやビールを手掛けるサントリー酒類からビール事業を切り離した「サントリービール」を10月1日付で設立すると発表した。サントリー酒類は蒸留酒専業会社となり、5月にサントリーHDが買収した米ビーム(現ビーム サントリー)の傘下に置く。
10月1日に新浪剛史氏がサントリーHDの社長に就くことに合わせ、世界市場で競争できる体制をつくるのが狙い。
再編で蒸留酒事業はビーム社と組み合わせて、米国主導で相乗効果を引き出す。国内中心のビール事業は独立した経営を行うことで、市場に合った戦略を打ち出す。
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