安保連携へ日印閣僚協議検討
安倍晋三首相は1日午後、東京・元赤坂の迎賓館でインドのモディ首相と会談し、外務・防衛閣僚級協議(2プラス2)創設へ向けた検討開始や、海上自衛隊とインド海軍による合同演習の定例化で一致した。日本にとってインドとの安全保障分野の連携強化は、中国をけん制するのが狙いだ。今後5年以内に日本の対インド直接投資や、インドに進出した日系企業数を倍増させることでも合意した。
両首脳はこれらを盛り込んだ共同声明を発表。インドが関心を寄せる海上自衛隊の救難飛行艇「US2」の対インド輸出に向け調整を急ぐ方針を確認した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。