エボラ出血熱の犠牲者が1400人を超えた西アフリカ・リベリアのサーリーフ大統領が今月10日付で、安倍晋三首相に書簡を送り、感染者治療のため自衛隊などからなる緊急医療隊の派遣を要請したことが22日、分かった。共同通信が書簡のコピーを入手した。
エボラ熱では、米政府が米軍関係者約3千人の派遣を決めたものの、感染拡大を食い止めるためには国際社会のさらなる支援強化が緊急の課題。日本政府は、リベリアなど感染国に緊急支援計約500万ドル(約5億4千万円)相当の拠出を決めたが、今後、一層の支援強化を求める声が高まる可能性もある。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。