拉致問題の早期解決訴え
【ジュネーブ共同】北朝鮮による拉致問題の早期解決を訴えるため、日本政府は10日、ジュネーブの国連欧州本部で国際シンポジウムを開いた。拉致被害者家族会の増元照明事務局長は、集まった国連外交官らを前に「(拉致問題を解決できるのは)絶対に許さないという皆さんの怒りだ」と訴え、国際社会の協力を呼び掛けた。
北朝鮮は今月中にも拉致被害者の再調査結果を報告する見通しとされ、政府はシンポ開催で国際的関心を高め、北朝鮮に誠意ある対応を取るよう圧力をかけたい考えだ。
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