日ロ、対話継続方針で一致
安倍晋三首相は21日、ロシアのプーチン大統領と約10分間、電話会談し、ウクライナ情勢を背景に途絶えている両首脳間の対話を継続する方針で一致した。プーチン氏は首相の60歳の誕生日を祝い、首相は謝意を示した。電話会談を受け、首相は11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせたプーチン氏との個別会談実現を目指す。
首脳間で合意しているプーチン氏の秋来日に関し、首相は確約を避けたもようだ。政府内では「実現は極めて困難」(外務省筋)との見方が依然根強い。北京での首脳会談にこぎ着けられるかどうかが今後の焦点になる。
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