投資関連会社オール・インが無登録で、外国為替証拠金取引(FX)での高い運用益をうたい、巨額資金を集めたとされる事件で、北海道警と宮城、岡山、広島3県警の合同捜査本部は3日、会員から数十万円をだまし取ったとして、同社の元専務ら3人を詐欺容疑で逮捕した。中国に渡航中とみられる社長の森克彦容疑者(47)の逮捕状も取り、指名手配した。
捜査本部などによると、同社は2007年ごろからFXへの出資を勧誘し、全国2万人以上の会員から会費や出資金など300億円を超す資金を集めたとみられる。会員らには「月に20%の利益が出る」などと話していた。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。