防災の日、政府が総合防災訓練
1923年に発生し、多数の犠牲者が出た関東大震災から91年となる「防災の日」の1日、政府は総合防災訓練を実施した。首都直下地震の発生を想定し、閣僚が官邸に緊急集合するなど、非常時の対応を確認した。
全国の各地でも避難や初期消火、負傷者の救護などを訓練。総務省消防庁のまとめによると、計画参加人数は26都道府県で約235万人。
東日本大震災の発生からは、まもなく3年半。8月にも広島市で局地的な大雨による土砂災害が起き、犠牲者は72人に上った。被害は各地で相次いでおり、政府は防災体制の強化を急ぐ。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。