NASAがシャトル後継機決定
【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は16日、2011年に退役したスペースシャトルに代わって国際宇宙ステーションに飛行士を運ぶ民間宇宙船に、米ボーイングが開発する「CST100」と、米スペースXが開発する「ドラゴン」を選んだと発表した。
17年に米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げ、ステーションへの有人飛行を始める計画。翼を持つシャトルと異なり、いずれもロケットの先に載せて打ち上げ、パラシュートなどで地球に帰還するカプセル型宇宙船だ。
シャトル退役後、米国はステーションへの有人飛行手段をロシアのソユーズ宇宙船に頼る状況が続いている。
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