米軍、シリアで空爆開始
【ニューヨーク共同】米軍は22日(シリア時間23日)、シリア領内のイスラム過激派「イスラム国」の拠点を、友好関係にあるアラブの有志国と共同で空爆した。8月に開始したイラクでの空爆に続く武力行使で、シリアでは初めて。イスラム国を国際テロ組織アルカイダに代わる「最大の脅威」と位置付けるオバマ大統領は、対テロ軍事作戦のさらなる拡大に踏み出した。
米国はシリアのアサド政権に事前通告。シリア政府は23日、国家主権の尊重を条件に「テロとの戦いにおけるいかなる国際的な取り組みも支持する」との声明を発表し、今回の空爆を事実上容認する姿勢を示した。
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