【カイロ共同】サウジアラビア西部ジッダで開催された対テロ地域会議に参加したアラブ10カ国と米国は11日、イスラム教スンニ派の過激派「イスラム国」に対抗するため、米国が主導する包括戦略の推進を確認する共同声明を発表した。幅広い有志国連合の構築を目指す米国にとって前進。
先進7カ国(G7)議長国のドイツのシュタインマイヤー外相は11日、今月下旬にG7外相会合を開きイスラム国対策を協議する意向を表明。国際包囲網構築に向けた動きが加速しつつある。
声明は「必要に応じて、イスラム国に対する軍事作戦のあらゆる側面」に加わり「役割を果たす」としている。
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