【ニューヨーク共同】安倍晋三首相は23日夜(日本時間24日午前)、訪問先のニューヨークで同行記者団に対し、円安をめぐり、燃料代の高騰などが地方経済や中小企業に与える影響を注視する考えを示した。来年の通常国会への2014年度補正予算案提出については「足元(の経済状況)を見てからだ。専門家の意見も聴いてみたい」と含みを残した。
冷え込んでいる日中関係をめぐっては「アジア太平洋経済協力会議(APEC)を一つのきっかけとして首脳会談ができればいい」と述べ、11月に北京で開かれるAPEC首脳会議に合わせた習近平国家主席との会談に意欲を見せた。
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