日米が首相の年明け訪米を検討
【ワシントン共同】環太平洋連携協定(TPP)交渉の年内妥結を前提に安倍晋三首相が来年1月にも訪米し、ワシントンでオバマ大統領との日米首脳会談に臨む外交日程が両政府内で検討されていることが6日分かった。米政府関係者が明らかにした。実現すればTPPの円滑な履行に向けた日米連携を確認、集団的自衛権の行使容認を踏まえた防衛協力策を話し合う考えだ。
首相の年明け訪米は米側が打診、日本政府が検討に入った。TPP交渉ではコメ、牛・豚肉など重要5項目の関税をめぐる協議が難航しており、首脳会談日程を具体化させることで協議促進と、日本側の譲歩を引き出す狙いがあるとみられる。
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