広島土砂災害、市が避難一部解除
広島市の土砂災害で、市は31日、安佐北、安佐南の両区の計約15万人を対象とした避難勧告・指示のうち、安佐北区の約10万6千人に出していた勧告・指示を午前8時に全て解除した。
安佐南区の約4万4千人に対する避難勧告・指示は、緊急時の安全確保体制が整っていないため継続する。市は解除後も、大雨警報や土砂災害警戒情報が出された場合は、再び避難勧告・指示を出す方針。
記者会見した松井市長は「まだ緊張した状況が続く」と話した。
この日も、警察や消防、自衛隊は行方不明者2人の捜索を続行。被災した各地区にボランティアが大勢訪れ、泥のかき出し作業などを手伝った。
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