パキスタン、衝突で140人負傷
【イスラマバード共同】パキスタンの首都イスラマバード中心部で30日夜(日本時間31日未明)、シャリフ首相退陣を求める野党パキスタン正義運動(PTI)などのデモ隊と治安部隊が衝突した。治安部隊は催涙ガスやゴム弾を使用し、デモ隊は投石などで対抗。病院関係者によると、3人が死亡し、400人以上が負傷した。
デモ長期化を受け、軍が仲裁に乗り出す中、衝突で一気に緊張が高まった。PTIは政権への批判を強める一方、シャリフ氏は辞任要求を拒んでおり、対立は今後さらに激化する恐れもある。
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