広島、避難所の小学校が授業再開
広島市の土砂災害で、避難所になっている安佐南、安佐北両区の市立小学校計6校が1日、夏休みを終え一斉に授業を再開した。各校とも被災した子どもたちの心のケアや、登下校時の安全をどう確保するか苦心している。
今回の災害で犠牲になった中学3年の古井志津さん(15)が通っていた安佐南区の城山北中も授業を再開した。
児童約370人が通う安佐南区の八木小では、体育館などで約50人が避難生活を続けている。通学路2カ所は土砂で通行できず、迂回ルートを設置した。
警察などは残る行方不明者2人の捜索を続行。死者は72人に上り全員の身元が判明。約940人が避難している。
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