日印、ガンジス川浄化に協力
【ムンバイ共同】日本とインドの両政府が、インドの象徴ともされる大河ガンジス川の浄化計画で協力することが30日、分かった。複数の日印政府筋が明らかにした。9月1日の安倍晋三首相とインドのモディ首相の首脳会談後に発表する共同声明に盛り込む見通し。
ガンジス川はインド国民の8割が信仰するヒンズー教における“聖なる川”。だが流域人口の増加や、工場排水などが処理されないまま流れ込むことで世界有数の汚れた川として知られ、深刻な水質汚染の改善が長年の課題だった。日本側は計画の策定から関わり、財政支援や汚染対策のノウハウを提供、ガンジス川の「救済」に乗り出す。
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