【ニューヨーク共同】パソコンの先駆けとなった「ケイプロ2」の開発者として知られるアンドルー・ケイ氏が8月28日、米カリフォルニア州で死去した。95歳だった。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が5日、報じた。
1982年の米コンピューター展示会でポータブルコンピューターの「ケイプロ2」を発表し高い人気を獲得、前年に出た同じジャンルの「オズボーン1」を駆逐した。
当時人気のあったコンピューター「アップル2」よりも軽く、持ち運べる製品を目指した。売り上げは順調に伸びたが、パソコン分野に本格参入したIBMとの互換性確保などに手間取り、90年代に経営破綻した。
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