親ロ派、捕虜1200人引き渡し
【モスクワ共同】ウクライナのポロシェンコ大統領は8日、紛争の前線に位置する東部ドネツク州マリウポリを電撃訪問、東部の親ロシア派武装勢力が捕虜のウクライナ軍兵士ら約1200人を引き渡したことを記者会見で明らかにした。捕虜全員の交換は5日に成立した停戦合意の重要項目で、和平へ向けさらに一歩前進した。
ウクライナ側が拘束している親ロ派の捕虜の引き渡しは、具体的な情報が公表されていないが、一両日にも実現する可能性がある。大統領はウクライナ兵863人がまだ拘束されており、今週中に解放されなければならないと語った。
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