米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設への賛否が焦点の名護市議選(定数27)は7日投開票され、辺野古反対派が16人当選し、過半数を獲得した。うち稲嶺進市長の支持派が14人に達した。容認派は11人が当選した。
反対派の稲嶺氏が再選した1月の市長選に続き示された民意が、11月の知事選を左右するのは必至。辺野古埋め立てに向け、海底ボーリング調査を進める安倍政権の移設計画にも影響しそうだ。
市選挙管理委員会によると、投票率は70・40%で、過去最低だった前回を1・67ポイント下回った。
市議選には35人が立候補した。
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