3割超「住みたくない」
74人が犠牲になった広島市の土砂災害から20日で1カ月になったのに合わせ、被災した住民61人に共同通信が聞き取り調査をしたところ、3割超の20人が「元の場所には住み続けたくない」と答えた。山裾に近い住宅地で災害が再発する危険性を理由に挙げる人が最も多く、今後の防災対策が生活再建に向けた鍵になりそうだ。
災害当日の8月20日に、広島市の勧告をきっかけに避難したのは7人にとどまった。
調査は15~19日、被害が大きかった安佐南、安佐北両区の住民を対象に面談と電話で実施。18~82歳の男女が回答した。
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