ウクライナ東部に「特別な地位」
【モスクワ共同】5日に署名されたウクライナ東部紛争の停戦合意が、東部2州に「特別な地位」を認め大幅な自治権を付与する一方、親ロシア派の事実上の武装解除も盛り込んでいることが、仲介役の欧州安保協力機構(OSCE)が7日公表した合意文書で分かった。
ウクライナ情勢は停戦により軍事衝突から政治交渉に局面が移行。東部の「特別な地位」をめぐり、ウクライナへの影響力拡大を狙うロシアと、中央政府に最大限の実権を残したいウクライナ政権の攻防が焦点となる。
合意文書は5日にベラルーシの首都ミンスクで、ウクライナやロシア、親ロ派の代表者が署名し発効。
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