東京・池袋の繁華街で7人が死傷した車の暴走事故で、東京地検は12日、危険ドラッグを使って運転したとして、自動車運転処罰法の危険運転致死傷罪で会社員名倉佳司容疑者(37)=埼玉県吉川市=を起訴した。
危険運転致死傷罪は5月、「正常な運転に支障が生じる恐れがある状態」まで要件が緩和されており、この新規定を適用した。
起訴状では、名倉被告は6月24日午後8時ごろ、ドラッグを使って正常な運転に支障が生じる恐れがある状態で運転。歩道に突っ込んで中国人の林雪琴さん=当時(30)=を死亡させ、男女6人に重軽傷を負わせた、としている。
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