代々木公園、蚊の駆除で薬剤散布
東京都渋谷区の代々木公園の蚊からデングウイルスが検出されたことを受け、都は5日午後、立ち入り禁止にした公園のエリア内に、蚊を駆除する薬剤を散布した。
手袋や防じんマスクを身に着けた作業員13人が、殺虫剤を入れたポンプ式のタンクを持ち、茂みや木の根元にノズルを向けて霧吹きのように散布した。
都の城田峰生公園課長は報道陣に「散布したからといってすぐに公園の規制を解除するわけにはいかない。今後も蚊の採集や調査を行い、効果を把握したい」と述べた。
都は週明け以降、調査地点をこれまでの2倍の20カ所に増やして蚊の採集器を設置、ウイルスの保有状況を調べる。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。