東京都が代々木公園の大半閉鎖
東京・代々木公園で採集した蚊からデングウイルスが検出されたのを受け、都は4日、感染拡大を防ぐため同公園のサッカー場など一部を除いて閉鎖した。閉鎖は1967年の開園以来、初めて。公園内に設けた調査地点10カ所のうち、蚊からウイルスが検出されたのは4カ所だったことも明らかにした。
厚生労働省などによると、デング熱の国内感染は12都道府県の計59人となった。重症化した患者はいない。いずれも代々木公園かその周辺を訪れていた。
都によると、閉鎖したのは中央広場やサイクリングコースのある北側の44万6千平方メートル。当面立ち入り禁止とし、再開時期は未定とした。
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