国連、外国人戦闘員処罰を義務化
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は24日、首脳級特別会合を開き、「イスラム国」など過激派の戦闘に参加する外国人の処罰を加盟国に義務付ける決議案を全会一致で採択した。会合を主宰したオバマ米大統領は、外国人戦闘員の渡航阻止はイスラム国壊滅に向け重要だと強調した。
決議は、違反国への強制措置に道を開く国連憲章7章に基づき、加盟国に対し、テロ目的の海外渡航や渡航資金の収集、提供を「重大犯罪」として国内法で処罰することを義務化。外国人戦闘員は出身国、渡航先の双方にとって脅威だとし、テロ情報の交換を促した。
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