広島災害、犠牲者74人を追悼
74人が亡くなった広島市の土砂災害の発生から1カ月となった20日、同市中区の市役所で、犠牲者を追悼する行事が営まれ、遺族や市民らが花を手向けた。
市役所1階のロビーに献花台を設置し、黙とうした後、松井一実市長と湯崎英彦知事が献花。松井市長は「(犠牲者の)無念の思い、いかばかりかと痛恨の情を禁じ得ない。教訓を肝に銘じ、安心に暮らせる町の実現に向け全力を尽くす」と追悼の言葉を述べた。
災害当日から、行方不明者の捜索や土砂の撤去作業に当たった警察や消防、自衛隊の代表も出席。市職員らを含め、計約100人が参列した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。