円安進行、106円台前半
9日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半まで対ドルで円が売られ、リーマン・ショック直後の2008年10月以来、約5年11カ月ぶりの円安ドル高水準をつけた。米国の景気回復期待を背景に米長期金利が上昇し、低水準で推移する日本との間で金利差が拡大するという思惑から、円売りドル買いが優勢となった。
午後5時現在は、前日比1円19銭円安ドル高の1ドル=106円31~32銭。ユーロは84銭円安ユーロ高の1ユーロ=136円89~93銭。
堅調な米国経済を背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ時期が早まるとの観測が強まり、朝方から円安が進行した。
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