厚生労働省などの8日の集計によると、国内でデング熱に感染した人が東京都で新たに6人、静岡県で初めてとなる50代男性が確認され、15都道府県の計81人となった。新たに確認された7人は代々木公園(東京都渋谷区)かその周辺を訪れたことがある。重症患者はいないという。
国内感染者のうち、代々木公園かその周辺で感染したとみられる人は79人。そのほか、新宿中央公園(新宿区)での感染は1人、明治神宮外苑(新宿区、港区)か外濠公園(千代田区)のいずれかでは1人。環境省や近隣の区などは、利用者が多く、低木などヤブ蚊が生息しやすい環境のある公園で、蚊の調査をしている。
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