日本と中国、韓国が19日にオーストラリアで開く財務相・中央銀行総裁会議の共同声明原案が18日、明らかになった。経済の持続的な成長に向け「3カ国間の経済金融協力が必要」として関係強化で合意する。次回会議を来年5月のアジア開発銀行(ADB)年次総会に合わせて開くと明記し、会議の正常化に意欲を示す。
今回の会議はケアンズで20日から開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に合わせて2012年5月3日以来、約2年5カ月ぶりに開かれる。声明原案は今回の会議開催を「特に歓迎」し、「政策対話と調整のための効果的な場として役割を果たす」と強調した。
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