黒田裕子さんが死去
阪神大震災の被災者を支援したNPO法人「阪神高齢者・障害者支援ネットワーク」の理事長、黒田裕子(くろだ・ゆうこ、本名裕子=ひろこ)さんが24日午前0時27分、肝臓がんのため島根県出雲市の病院で死去した。73歳。出雲市出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。後日、お別れの会を開く。
1995年の阪神大震災当時は兵庫県内の病院で副総婦長をしていたが、高齢被災者支援のために退職。約4年間、神戸市の仮設住宅に常駐しながらボランティアを続けた。
東日本大震災では宮城県気仙沼市の仮設住宅で家に閉じこもりがちだったりする被災者を中心に戸別訪問をして地域を支えた。
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