国連総会が始まる
【ニューヨーク共同】国連総会(193カ国)の第69会期が16日、始まった。イラクとシリアで活動する過激派「イスラム国」への対応策と、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の感染拡大抑止が議論の大きな焦点で、来週からの一般討論には140カ国以上の首脳が参加する予定。
対イスラム国では、オバマ米大統領が24日に安全保障理事会の首脳級会合を、19日にはケリー米国務長官が安保理の討論会合を主宰し協議する。潘基文事務総長は記者会見で「シリアとイラクで横行している残虐な暴力に対し、共に対処する」と強い決意を示した。
エボラ熱については、安保理が18日に協議する。
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