認知症不明者台帳を全署に整備
大阪府警は17日、認知症による徘徊などで、府内で保護された人の写真付き台帳を全ての65警察署に置くと明らかにした。行方不明を届け出た家族らが閲覧し、身元を確認できるようにする。警察としてこうした台帳を作成し配備するのは全国初の取り組み。
台帳には最新の顔写真が掲載され、家族らが閲覧することで、身元確認を効果的に進める狙いがある。
府警生活安全総務課によると、台帳には顔写真のほか身体の特徴、服装、所持品などが記載される。プライバシー保護の観点から閲覧には警察官が立ち会うことにしている。9月18日から閲覧でき情報を順次追加する。
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