仏軍、イラクで初空爆
【パリ共同】フランス大統領府は19日、フランス軍がイラク北東部で同日、過激派「イスラム国」に対する空爆を実施したと発表した。イスラム国に対する仏軍の空爆は初めてで、主要国としても米国に次ぎ2国目。イスラム国の壊滅に向け、包括的戦略を進めるオバマ米政権に協力する姿勢が鮮明になった。米国が急ぐ有志国連合の形成にも後押しとなりそうだ。
ただフランスは、米国が準備するシリア領への空爆拡大には加わらない姿勢を明示している。
発表によると、ラファール戦闘機が兵器などの保管庫を攻撃。「標的は完全に破壊された」とした。空爆作戦は今後も継続される。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。