東日本大震災で大きな被害が出た岩手、宮城、福島3県から、国の補助金で運営する無料電話相談「よりそいホットライン」の3県向け専用回線へ2013年度に56万1656件電話があり、うち自殺に関する相談が約28%、15万4792件だったことが8日分かった。この割合は全国(約11%)の2・5倍。11日で震災発生から3年半を迎えるが、被災者の心の傷はなおも深い。
ホットラインを運営する一般社団法人「社会的包摂サポートセンター」が報告書をまとめた。電話の数に対して相談員が不足しており、実際に自殺に関し相談に乗れたのは1万1759件だった。
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