イラン、核対立の打開を訴え
【ニューヨーク共同】イランのロウハニ大統領は25日、ニューヨークで開催中の国連総会で一般討論演説を行い、イラン核問題の包括解決を目指す欧米など6カ国との協議について、11月24日の交渉期限内に最終合意に達するため、欧米側に譲歩を迫った。ウラン濃縮を含む核の平和利用を続ける意向も示した。
ロウハニ師は演説で、米国が壊滅を目指す過激派「イスラム国」への対策を念頭に「建設的で積極的な役割」を果たす用意があると表明した。しかし、イランはシリアのアサド政権の後ろ盾となっていることから「正しい解決策は部外者からはもたらされない」とも述べた。
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