オバマ大統領、シリア空爆を承認
【ワシントン共同】オバマ米大統領は10日夜(日本時間11日午前)、ホワイトハウスで国民向けに演説し、国際テロ組織アルカイダに代わる脅威となった過激派「イスラム国」打倒に向けた包括戦略を発表した。オバマ氏は米軍によるシリア領内への空爆拡大を承認する意向を表明した。
シリア内戦への関与に消極姿勢を貫いてきたオバマ氏が介入路線へ転換。米外交・安保政策は新たな段階に入る。米政府高官はオバマ氏が、これまで在留米人保護などに目的を絞ってきたイスラム国に対する空爆の制限を撤廃すると述べ、全面対決していく方針も示した。
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