ニホンウナギの資源管理策を協議していた日本、中国、台湾、韓国は17日、養殖池に入れる稚魚の量を制限することで合意した。ニホンウナギの資源管理に関する国際的な枠組みは初めてで、資源の回復を目指す。
合意内容の詳細は、農林水産省の宮原正典顧問が17日午後に説明する予定だ。各国は16日から東京都内で会合を開いていた。
ウナギの資源量は、稚魚のシラスウナギの乱獲や河川環境の悪化などで減少している。国際自然保護連合(IUCN)はニホンウナギを絶滅危惧種に指定した。日中などは2012年から資源管理の協議を始め、今回で7回目。
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