台風16号は20日、勢力を維持したまま台湾南部とフィリピン北部の間の海を北に進んだ。21日にかけて沖縄県・先島諸島に接近するとみられ、気象庁は強風や高波に警戒を呼び掛けた。
気象庁によると先島諸島では20日に風が強まり、21日に予想されるのは最大風速が21メートル、最大瞬間風速35メートル。波の高さは先島諸島7メートル、沖縄本島4メートルの見込み。
台風は20日正午現在、中心気圧は980ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は25メートルで、最大瞬間風速35メートル。中心の東側560キロ以内と西側390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。
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