日米、TPP決着目指す
【ワシントン共同】環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐり、甘利明担当相は23日午後(日本時間24日)、米首都ワシントンでフロマン米通商代表と協議した。日米両政府は24日まで開く閣僚協議での決着を目指す。懸案となっている日本の牛肉関税の扱いで緊急輸入制限(セーフガード)を集中討議する。TPPを主導する日米が大詰めの交渉に入った。
日米の閣僚協議は5月にシンガポールで開かれて以来、4カ月ぶり。甘利氏は協議に先立って記者団の取材に応じ「お互いに譲歩する姿勢がない限りまとまらないと思うので、そういう姿勢で臨みたい」と述べ、決着への強い意欲を示した。
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