【ワシントン共同】直径約20メートルの小惑星が、日本時間8日午前3時20分ごろに地球のすぐ近くを通過する見通しだと、米航空宇宙局(NASA)が4日までに発表した。地球に衝突する心配はないという。
南半球のニュージーランド上空を通り過ぎる際に、地球の直径の約3倍に相当する約4万キロまで近づくと想定。NASAは「暗くて肉眼で見るのは難しいが、望遠鏡を使えばアマチュア天文家でも観測できるかもしれない」としている。
小惑星は8月末に米国の天文施設が発見したばかりの「2014RC」。地球の公転軌道と一部が交差する楕円軌道を周回している。
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